小豆島でオリーブを育てよう!

~山田オリーブ園は国内で初めて有機JASに認定されたオリーブ畑です。~

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プロフィール

テツ(山田典章)

Author:テツ(山田典章)
佐賀県出身、岡山大学農学部卒。東京での20年間のサラリーマン生活を経て小豆島に移住しオリーブ農家になる。国産では不可能とされている無農薬でのオリーブ栽培を始め、2011年に国内のオリーブ畑では初めて有機JASの栽培ほ場に認定される。オリーブとオリーブ畑に集まる虫たち、ときどき息子が登場します。


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    今年一年の太陽に合掌 - オリーブ栽培のこと 

    昨夜は大学時代の友人たちと岡山で忘年会。

    一泊して帰島。

    畑を歩くほどに草木が体内のアルコール吸い取ってくれる。

    オリーブ畑

    ざっと申し訳程度の大掃除をしていたら、あっという間に日が暮れて
    小豆島・大晦日・夕日

    今年一年、オリーブを育て恵みをくれた太陽に合掌。

    とりあえず来年のテーマは家族仲良く、かな。

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    [ 2015/12/31 17:01 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    胃もたれと下痢の思い出 - オリーブ栽培のこと 

    まあ、当たり前だが東京でビルを眺めたからと言って目標が決まる訳がない。

    これ以上いても仕方がないので、宅配ピザとリンガーハットとケンタッキーを食べて帰ってくる。

    胃がもたれた。

    そう言えば大学生の頃、これからの人生的なことを決めようとインドに行ったが激しく下痢をしただけで帰ってきた経験がある。

    同じ過ちを繰り返す。何も成長していない。

    とりあえず畑に戻って見回り。摘み残したオリーブの実を見つけた。
    摘み残したオリーブの実

    多分、何も思いつかないということはひとまず現状維持。

    何かが起こるまで冬仕事を再開するとしますか。



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    [ 2015/12/30 17:15 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    原点に戻って考える - オリーブ栽培のこと 

    2009年12月15日AM7:00。

    多摩丘陵のバス停で新宿の高層ビル群を眺めながら、小豆島でオリーブを育てたいと思いました。

    その日のブログ→ http://man41.blog20.fc2.com/blog-entry-120.html

    3年で300本のオリーブを植えてオリーブ農家として食っていける見込みがあるかまずは見極め、
    もう3年で専業オリーブ農家として食っていけるようになろう、ならなかったら東京でサラリーマンに戻ろうということを決めました。

    そのとき決めた6年目を終える今月末、原点である東京に戻ってきました。

    冬の朝、深く青い東京の空は相変わらず高くきれいだった。

    でも、もうこの街は帰ってくるところではなく、帰るところのことを離れて考えるところ。
    東京

    あれから6年、なんとかかんとかぎりぎりだけど、目標だったオリーブの専業農家として食っていけるようになった。

    原点である東京に戻って、さあ次の3年は何を目指そう。

    珍しくまじめに考えている。

    どこに歩いて行こう。


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    [ 2015/12/29 22:41 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    クリスマスプレゼントで暮らす子ども - 小豆島の日々のできごと 

    だいぶ前からクリスマスプレゼントは金魚かトランポリンのどちらかが欲しいとねだられていました。

    オリーブの収穫などどうなるか分からないことを、子どもながらに気を使ったのでしょう。

    お金がなければ金魚、お金が入ったらトランポリンみたいなことでしょうか。

    沢山オリーブが採れたので、トランポリンになりました。しかも特大サイズ。

    トランポリン

    息子とてもうれしかったみたいで、ジャンプせず布団を持ってきて、ここで暮らすとのことです。

    そうなると用途が変わってしまっていると思うのですが、喜んでくれていることがよく分かるので父もうれしい、母もうれしい。

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    [ 2015/12/25 17:26 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    定期的に清耕栽培を組み込む - オリーブ栽培のこと 

    食物連鎖を活性化させるためにも草を生やす有機栽培なので、基本的には低草中心に畑を芝や雑草が覆っています。

    しかし、ただたんに草を生やしているのではなく、生やしたい草を生やしたい丈で生やしたい場所に生やそうと年中悪戦苦闘しています。

    逆の言い方をすると、オリーブの根元にはコケ類以外の草は生やしたくないし、根本の周辺の草丈は常にゾウムシをチェックするために低く揃えておきたいとか、草刈り機に巻き付いてうるさい葛は徹底的に排除するとか、そういうもろもろのルールというか理屈があって草を生やしています。

    そういう風に理想的な草の配置ができていても年数の経過とともに雑草の根が強くなりすぎるので、何年かに一度はこうやって、徹底機に除草してしまいます。

    オリーブ畑


    このオリーブ以外は何も生やさない状態を清耕栽培と言います。農薬をきちんと使ってオリーブを育てる場合は、この清耕栽培が最も効果的かつ効率的です。

    でも、農薬を使わなくても、たまに清耕栽培しなくちゃいけないということを最近実感するようになりました。

    その頻度など、そういうことをこれから知りたいと試行錯誤しようと思います。

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    [ 2015/12/24 17:25 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    春夏秋冬の花がいっぺんに咲いている小豆島 - オリーブ栽培のこと 

    今は暦的には冬です。

    昨日の22日は冬至でした。

    庭には冬の花、山茶花に咲いています。
    山茶花

    水仙、これも冬に咲き始める花。先週あたりからチラホラと見かけるようになりました。
    水仙

    これ何の蕾か分かりますか?梅です。梅の花の蕾が膨らんできて咲き始めそうです。早春の花が12月に咲きそう。
    梅の蕾

    ちなみに、今朝うちのオリーブ畑の隣で咲いていた黄色い花。そう菜の花です。冬なのに4月に咲く花が揺れています。
    菜の花

    ちなみに、これは何でしょう。うちの庭に今日も咲いている朝顔。夏の花です。まあ琉球朝顔という種類なので秋にも咲きますが年末のこの時期まで咲いているのは珍しい。
    朝顔

    ということで冬のこの時期に小豆島のオリーブ畑では春夏秋冬の花全部を見ることができます。

    だからでしょうか、オリーブが種からどんどん芽吹きだしました。分からなくなってるんでしょうね今の季節が。
    オリーブ・実生・双葉・発芽・冬

    原因は割合よくわかっています。

    エルニーニョ現象によって暖冬だからです。地球温暖化とは関係ありません。

    今年の冬はオリーブたち寝ずにずっと起きたまま春を迎えるかもしれません。

    何回かだけでもきゅーと冷えて氷点下になってくれるでしょうから実が付かないということはないでしょう。

    あまり心配していません。



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    [ 2015/12/23 17:01 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    お裾分けに関するファンタジー - 小豆島の日々のできごと 

    冬至だけど温かい。

    温かいどころか、土をひっくり返していると暑い。

    汗を掻いて、休憩中に食べる薄皮のよく熟れた小みかんの美味しいこと。

    冷たくて酸っぱくて甘いミカン。

    畑の隣の家のMさんにいただいた小みかん。

    お隣のMさん、僕が農業を始めたときから、ずっと陰に陽に見守ってくれているお地蔵さんみたいなおじいさん。

    みかん・オリーブ畑

    去年だったかMさんに大きなザボン(みたいなの?)をいただいたときに、たまたま東京から遊びに来ていた知人が、田舎はお裾分けがあって食費も助かるでしょ、みたいなことを言ったので笑ったことがあった。

    都会のマンションに住んでいるとして、お隣さんがピンポーンとやってきてミカンもお裾分けしてくれたとする。

    食費が助かったと思うだろうか?

    とても、当たり前なんだけど、いただきものをしたらお返しをする。

    損得とか食費が助かるとかということはなく、お裾分けはコミュニケーションの1つだと思う。

    まあ僕は、そのコミュニケーションが下手くそなのであまりお裾分けしてもらえないけど。

    都会に住んでいる人でも、お隣さんがおでん作りすぎたから食べてください!と持ってきてくれたら、うわ嬉しいとありがたくいただき、後日、お隣さんが好きと言っていた肉じゃがを作って持っていこう!楽しみだな、と思える人は田舎向きである。

    お裾分けを沢山いただく人は、お裾分けを沢山する人。
    と、いうのは田舎も都会も変わりない。

    ただ田舎の方がお裾分けコミュニケーションの量が多め、というだけ。



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    [ 2015/12/22 17:09 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    強くなりすぎた芝生を耕うんする - オリーブ栽培のこと 

    午前中は雨だったので営業もうひとがんばり。

    最後は、地元小豆島のお店で売ってもらうところを探す。

    小豆島は国産のオリーブの9割以上を生産している島だけあって、多分、日本で一番オリーブオイルを販売している激戦区。

    相談に行くと多分置いてもらえそう。でも手続き上のアレコレで半月ほど待たないといけないことが分かったので島での販売は年明け以降に持ち越し。

    ということで、当面やることはないので今年の営業週間は、これにて終了。

    午後からは晴れてきたので畑に帰る。

    とりあえず、最初にやりたかったのがコレ。

    コレとは芝のこと。妙見さんは草生栽培の草を芝にしているのだが、年数が経つにごとに芝が少々強くなりすぎてきた。

    オリーブ畑・有機栽培

    芝の根がびっしりと強く張りすぎるとオリーブの根が吸う水や養分が減ってしまうので何年かに一度は定期的に芝生を管理機で耕うんして弱めてしまう。枯らすというより、ざっとひっくり返して弱める感じ。

    オリーブ畑・草生栽培・芝

    この作業やるのとやらないのでは、はっきりと実の収穫量が変わってくるので、まずは冬の作業、石灰の散布の次は芝生の耕うん。

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    [ 2015/12/21 17:25 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    高松でもオイルを販売します。 - オリーブ栽培のこと 

    先日の営業が実を結び高松のまちのシューレ963さんでオイルを販売してもらうことに。

    早速フェリーに乗って商品を届けに来る。

    まちのシューレさんには2年ほど前からオリーブリーフティーを販売してもらっているご縁。

    まちのシューレ


    今週はやりなれない営業をがんばったので息抜きも兼ねて、そのまま高松で学生時代の友人たちと早めの忘年会。

    昼の2時から夜の8時過ぎまで飲み続けたせいで、最終フェリーどう乗ってどう帰ってきたのが若干記憶が曖昧なまま朝を自宅のベットで迎える。

    二日酔いにはなっていないけど、全体的に体が弱ったので今日は畑でのんびり読書。

    オリーブ畑


    さて、これからも営業を続けるか畑仕事に戻るか、まあ明日になって考えるとして今日のところは日向ぼっこ。


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    [ 2015/12/20 15:47 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    北海道でオイルが買えるお店 - オリーブ栽培のこと 

    シンと冷え込んだ今の季節の日の出が一番気持ちいい。

    よっしゃ今日もやるぞ、という気分。
    小豆島・日の出

    オイル販売のパート3。

    うちのオイルを置いてくださるお店が昨日の恵比寿以外に、もう2つ。

    島から、ぐんと離れて北海道。

    ローレルさんの札幌と砂川の「shiro LIFE」2店。

    ローレルさんはもともと、うちの葉を使った化粧品を作ってもらっている会社。

    3年前に、島の畑に社長さんがいらして、沢山話しをして、それからのおつきあい。

    生産者というのは基本的にわがままな人が多いようだけど、そのわがままな中でも特にわがままな僕の話しを、いつも粘り強く聞いて、最後には彼女たちが徹底的にこだわった商品を作ってくれる。


    p.s.
    佐賀で生まれ育った父が全国いろんなところで仕事をして定年したときに、移住した街が札幌。

    遺伝だろうか、なぜか僕も憧れてしまう街。

    佐賀という街と一番対極にあるからなのか、ジンギスカンのだるまがたまらなく食べたくなる時があるからなのか、そのあたりは自分でもよく分からない。


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    [ 2015/12/19 17:18 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    東京でうちのオイルが買えるお店 - オリーブ栽培のこと 

    高松のお店からの返事を待っているけど今日は来ず、ダメだったんかなあ。

    まあ、とりあえず畑復帰。

    空気がひんやり冷たく、いい天気。
    オリーブ畑

    実は、東京にうちのオイルを売ってくれるお店があります。

    以前、島の畑に取材にきてくださったことがご縁でオイルを販売してくださることになりました。
    お店のHP→ kusakanmuri(草冠)
    kusakanmuri

    ちなみに、その取材のときの記事→ 生命の樹、つながる想い

    恵比寿駅から徒歩2分にあるお花屋さんです。恵比寿や代官山に御用がある方は、よろしければ覗いてみてください。

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    [ 2015/12/18 17:39 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    オリーブ採れすぎ問題part1 - オリーブ栽培のこと 

    シイタケが採れすぎるシイタケ問題のことを昨日書いた。

    しかし、シイタケが採れすぎることは大した問題ではない。

    実を言うと、本当の問題はオリーブが予想より採れすぎた問題である。

    それこそ本気で取り組まなくてはいけない問題である。

    シイタケを何とかしようとか言って、いつまでも逃げている訳にもいかずフェリーに乗って高松にやってきた。

    高松丸亀町商店街

    どれくらい採れすぎたかというと去年の2倍くらい採れるだろうと想定していたら実際は3倍採れた。

    想定外である。(懐かしい言い回しである)

    農家にとって沢山収穫できることは喜ばしいことである。

    しかし、沢山穫れると沢山売らなくてはいけない。

    去年買ってくれたリピーターさんと今年から買ってくれた新規のお客さんで去年の2倍くらいまではすぐに売れた。

    2倍は売れたが、どうも3倍は売れないなあと思いながらシイタケを採っていた。

    もうシイタケは採ってしまったので高松である。

    高松のお店に行ってオリーブオイルを置いてくださいというお願いを今からする。

    高松丸亀町商店街

    「ああ沢山採れたのでしたら、うちの店にオリーブオイルを置いてください。」

    と言ってくれたら嬉しいのになあ。

    明日に続く
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    [ 2015/12/17 17:20 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    シイタケ狩り問題 - 果樹その他 

    15カ所ある畑のいろんなところにバラバラとシイタケの原木を置いている。

    ちょうどオリーブの木陰になるのでシイタケにとってはいいみたい。
    シイタケとオリーブ畑

    しかし、ここのところ雨がちょくちょく降るせいで、シイタケがあちこちでわらわらと生えてきて、見回りというよりシイタケ狩りになりつつある。見回りが楽しくはなるけどそろそろしんどくなってきたので、全畑から原木回収。
    シイタケの原木

    しかし、シイタケって生え始めの小さいのやいろんな形があってかわいいし、ふわりとキノコのいい匂いがするので、なかなか飽きない。
    シイタケの原木

    見てるのや採るのは楽しいけど、こんなに食べれるのか問題というのが次の問題。

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    [ 2015/12/16 16:04 ] 果樹その他 | トラックバック(-) | コメント(-)

    化粧品用のオイルの発送第2弾 - オリーブ栽培のこと 

    今日も施肥。

    昼過ぎから生温かい雨が降ってきて終了。

    帰宅して化粧品用のオイルの発送第2弾。いってらっしゃい!
    オリーブオイル

    ぼちぼち何か、いつもはやらないこととかやってみようと考え中。

    ほんの少し日常でないことをしてみて、停滞感を変えてみる。





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    [ 2015/12/15 18:08 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    穏便な選択 - 小豆島の日々のできごと  

    もういやになっちゃうことって、ある。

    もうなんもかんも放り出してどっかへ行ってしまいたくなる。

    でも、どっかに行こう、どこ行こう、何を持っていこう、何に乗って行こう、何て言おうと考えてみるが、それでもどこにも行かないだろうことは、うすうす気づいている。

    なんせ、どっか行っても、そのどっかで生きていくのならば、同じようなことになる。

    それに、少し時間が経てば、家族や畑を放り出すほど、いやになっちゃっている訳ではないことに気付く。

    まずは畑で草を抜いて肥料をやって土を均して汗を掻き、どっかではなく土庄のオリーブ温泉に行って露天風呂に漬かり
    帰りにカキフライ定食を食べながらタルタルソース少なすぎ、ご飯多すぎ、とか考えているうちに、何とか家に帰って明日も畑に行くかという気になっている。

    何だろう毎年、冬になると数日だけど、このモンゴロイド放牧民的な遺伝子がざわざわと騒ぎ出す。

    なんでこんな穏やかな島で緑に囲まれて草抜いているんだっけみたいな疑問。

    畑から離れられないという執着に対する反動なのかもしれない。

    穏便に計画的に一人旅に行ってくるというのが現実的な選択だろうな。




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    [ 2015/12/14 18:03 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    おっさん化していく - 小豆島の日々のできごと 

    落ち葉を集めて焼き芋大会。

    サツマイモ、ジャガイモ、モチ、ソーセージ、シャケとか何でも焚火にぶち込んで昼ごはん。

    焼き芋を食べている息子にカメラを向けるが、その瞬間顔が変わる。
    焼き芋中

    普通に写真を撮らせるつもりはないらしい。
    焼き芋中

    「おい!撮るな」やって。
    焼き芋中

    小4年男子なのに、おっさん。

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    [ 2015/12/13 18:16 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    木ノ下庵の大銀杏 - 小豆島の日々のできごと 

    日が昇るのが待ち遠しい。

    今日から本格的な冬の畑仕事の初日。
    小豆島・朝焼け

    西城から妙見さんの畑へ向かう途中にある木ノ下庵の大銀杏のきれいなこと。
    大銀杏

    妙見さんに到着。耕運機を使って石灰を土に混ぜ込んでいく。
    オリーブ畑

    やっぱり畑仕事が好きだし、楽しい。

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    [ 2015/12/12 17:25 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    有機栽培と自然栽培の違い - オリーブ栽培のこと 

    畑に向かおうと外に出るとむしむしと生温かい。

    12月のこの時期に気温はなんと20度。

    昨晩の土砂降りとその後の嵐のような風で、すっかり葉を落とした紅葉の絨毯。
    庭の紅葉

    今年は春先からずっと忙しかったこともあって、ほとんどの見学をお断りしていたのだが、ようやくひと段落したので、久しぶりに奈良で自然栽培のお茶やお米を兄妹で育てている羽間農園さんを畑に案内する。お土産でいただいた日本酒は羽間農園さんの自然栽培米で作ったもの。
    羽間農園さんのお酒とお茶

    ちなみに、うちの畑のオリーブは有機栽培で育てている。

    有機栽培も自然栽培も農薬は使わないが、その違いは、有機栽培は化学肥料は使わないけど米ぬかや鶏糞などの有機肥料を使う。自然栽培は有機肥料を含めて何も畑に入れない完全な無肥料。

    映画にもなったリンゴの木村さんは自然栽培で、有機栽培よりもっとストイックな栽培方法。

    ちなみに、うちの畑でも2か所は自然栽培でオリーブを育てているけど、どうしても収穫量が少なく、肥料を与える畑の3分の1以下の収穫しかできていないのが現状で、大いに苦戦している。

    肥料を使わなくても土と植物の力を信じ最大限引き出すことで自然栽培でも収穫量を増やすことができるらしいという話しは聞くけど、僕のオリーブの自然栽培は単に実が小さくなるという悲しい現状のまま4年も足踏みしている。

    そういうストイックな農業が自然栽培だけど、それをやっている羽間農園の兄と妹は、歯は抜けていないし、風のように爽やかで楽し気なのである。

    何か土の匂いがする人たちは、いいなと改めてそう思った。

    まあ、僕が肥料やらないでオリーブを育てても爽やかになることはないだろうということは予め分かっているので、今やっている2つの畑をこれ以上広げるつもりは今のところ無い。




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    [ 2015/12/11 17:51 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    田舎暮らし - 小豆島の日々のできごと 

    瀬戸内海に生温かい雨が降っています。

    やり残していたオリーブオイルの箱詰めなど自宅でできる手仕事を嫁さんと二人ぼちぼちやりました。
    小豆島・秋・雨

    先日、田舎暮らしについてというような話しをする機会がありました。

    6年も暮らしていると、この島が田舎なのかどうかも忘れています。

    まあ、田舎で離島だとは思います。

    でも、毎日やるべき仕事があって、住める家があって、子どもが通える学校があって、買い物できるお店があって、病気になったら病院がある、必要十分条件です。これ以上は要らないけど、これらがなかったら困るというぴったりの環境が揃ったちょうどいい島で暮らせています。

    次の世代に残したい自然とか、景色とか、人の絆や温かさなどと言ったふんわりしたことはさておき、
    仕事と家と学校と店と病院をどうにか維持して、10年後も20年後もこの島で暮らしていかなければいけません。
    それができなければ暮らしていくのが困難になるから。

    自分ができることはオリーブを育てるという仕事だけなのが申し訳ない。

    でも、しつこくずっとやるつもり。

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    [ 2015/12/10 18:22 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    久しぶりの土の匂い - オリーブ栽培のこと 

    イノシシに掘り返された西城の畑に石灰を撒いて耕運機で土を均す。

    久しぶりに嗅ぐ土の匂い。それも西城の畑ならではの少し田んぼの土が混じった甘い匂い。

    ぐわんぐわんエンジンの音がうるさい耕運機を動かしながら適当な自作の歌を大声で歌う。

    なんだか楽しくなってきた。
    耕うん

    楽しいとあっという間に夜がくる。
    夕暮れ

    明日は雨。

    土の中の石灰がゆっくり染みてオリーブの根に吸われるところをイメージする。

    雨よ降れ!

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    [ 2015/12/09 18:04 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    さあ畑に帰ってきた! - オリーブ栽培のこと 

    さあ、今日から畑仕事に復帰。

    なんだかんだで2カ月振りくらい。

    それにしてもイノシシ大暴れやな。民家が近接する馬木のこの畑なんか土砂崩れの後みたい。
    イノシシに荒らされたオリーブ畑

    呆然と眺めているだけで、何から手を付けていいのやら。とりあえず、摘み残したコロネイキの実でも落としてしまおう。よく見るとオリーブの木の根けっこう切れとるね。本当は収穫月も頻度は下げても見回りしないといけないのかもしれない。
    オリーブの実・コロネイキ

    週末の雨の前に、イノシシは置いといて石灰でもあげるかな。

    どうしていいのか分からんことは後回し。


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    [ 2015/12/08 17:12 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    ただいま! - 小豆島の日々のできごと 

    家族3人でレオマワールドのホテルに泊まってきました。

    いつもと違う部屋にテンションが上がります。
    家族

    帰宅して窓を開けると、今回の小旅行で一番の光景が広がっていた。家に帰ってるから旅行ではないけど。
    小豆島・内海湾・晩秋・夕焼け

    やはりこの島に僕ら家族の住処があります。

    ただいま!小豆島。


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    [ 2015/12/07 17:36 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    オイルを買ってくださったお客様へ - オリーブ栽培のこと  

    化粧品用のオイルを梱包したら、今年のオイルの発送の山場は終わり。
    有機栽培・化粧品用のオリーブオイル

    まず、オイルを買ってくださったお客様、本当にありがとうございます。

    いただいたお金で、来年の収穫までの1年間を僕ら家族は一生懸命働き、誠実に学びます。

    そうしたいと思いながら暮らし、遊んだり怠けたりもします。

    本当に、ありがとうございました。

    明日から2日ほど、お休みをいただきます。

    山田典章・いづみ


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    [ 2015/12/05 18:47 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    いってらっしゃい! - 小豆島の日々のできごと 

    いってらっしゃい!いつのまにか玄関の前の楓が真っ赤っか。
    紅葉


    いってらっしゃい!うちの畑で育ったオイルたち。
    荷物

    木枯らしがびゅーびゅー吹いてるけどオリーブたち大丈夫かな。

    もうちょっと待ってくれ。

    それと、もしかすると今年こそ農業の収入だけで食っていける専業農家になれたかも、が見えてきた。

    本当にそうなったらいい。

    とりあえず来年もオリーブを育ててられる、それが何よりありがたい。

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    [ 2015/12/04 18:29 ] 小豆島の日々のできごと | トラックバック(-) | コメント(-)

    ゾウムシは寝てしまったのだろうか - オリーブ栽培のこと 

    この前までは、あんなに賑やかだったこの青い机の周りも今は木枯らしがびゅーびゅー吹くばかり。

    一人でこの椅子に座る気にもなれず、次の畑へ向かう。
    オリーブ畑

    「理不尽や反省や八つ当たりなどあるにはある」なんて昨日書いたけど、これじゃ誰かにイジワルされたみたいだけど実際はそうじゃない。

    理不尽は1、反省と八つ当たりが9。9割は自分がやらかした問題。

    そして、それらのことはやらかしたときには気づかないのだが、こう一人になって後日ふつふつと思い出されてくるのである。

    自分のやらかしたあまりのことに髪を掻きむしりながらわーわー叫びながら木の周りをくるくる回るのである。

    こういうときこそ、ゾウムシでもいてくれれば気がまぎれるのに。

    僕はこんなにも人間と仕事をすることが苦手だったんだろうか。

    20年も会社にいたことが夢みたい。

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    [ 2015/12/03 18:49 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

    くるくるくるくりしている - オリーブ栽培のこと 

    オリーブオイル販売のために自宅での缶詰め状態が始まったのは先月の30日からなので今日で3日目。

    オリーブ農家なのに畑にも行けず狭い部屋の中でくるくるくるくるしていたけど情緒が不安定になってきたので短い時間でもいいや、ということで15の畑を走るように見回る。最後に行った妙見さんの畑のお地蔵さんに今年の収穫の報告をする。地面に膝をついて目を閉じ手を合わせるだけで、こんなにも心がシンと落ち着く。
    オリーブ畑・お地蔵さん

    この前、義父の法要のときにお地蔵さんに唱える専用のお経があったことを思い出す。

    なんとかカカカ、みたいなやつだったけど忘れてしまった。

    まあ正しいお経じゃなくても「今年も無事に収穫ができました」くらいの日本語がお地蔵さんに通じないはずはない。

    まあ色々言いたい理不尽や反省や八つ当たりなどあるにはあるけどお地蔵さんに言うことでもなし。

    さてあと2日は自宅でくるくるくるくり。

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    [ 2015/12/02 18:35 ] オリーブ栽培のこと | トラックバック(-) | コメント(-)

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