小豆島でオリーブを育てよう!

~山田オリーブ園は国内で初めて有機JASに認定されたオリーブ畑です。~

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プロフィール

テツ(山田典章)

Author:テツ(山田典章)
佐賀県出身、岡山大学農学部卒。東京での20年間のサラリーマン生活を経て小豆島に移住しオリーブ農家になる。国産では不可能とされている無農薬でのオリーブ栽培を始め、2011年に国内のオリーブ畑では初めて有機JASの栽培ほ場に認定される。オリーブとオリーブ畑に集まる虫たち、ときどき息子が登場します。


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    • オリーブは強風に耐えられるか [2010/04/29]
    • 野鳥の餌台に鳩の餌を置いてみる [2010/04/28]
    • 本日は風雨強く [2010/04/27]
    • オリーブゾウムシ対策(最初の仮説) [2010/04/23]
    • オリーブ畑の虫たち「へりぐろべにかみきり」 [2010/04/21]
    • オリーブの根が張るかどうかの山場 [2010/04/20]
    • オリーブの植え付けが終わった [2010/04/18]
    • 雨上がり待ち [2010/04/16]
    • 小豆島動物病院 [2010/04/15]
    • オリーブ移植作業をサボる [2010/04/15]
    • オリーブの根 [2010/04/13]
    • 樹高3メートルのオリーブを移植する [2010/04/11]
    • オリーブの苗木を植え付ける方法 [2010/04/09]
    • 小豆島の桜は今日が満開 [2010/04/08]
    • 一本目のオリーブを植える [2010/04/07]
    • オリーブの苗の掘り上げと運搬 [2010/04/06]
    • 石垣崩壊 [2010/04/05]
    • オリーブを植え付けるための肥料の量 [2010/04/03]
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    オリーブは強風に耐えられるか 

    朝の3時頃から海からの強風が家を軋ませるほど吹き始めた。びゅうという叩きつける風が吹くたびにオリーブの樹が倒れていくような気がして寝ていられない。明るくなるのを待って畑へ飛び出す。
    夜明け

    真っ青な空。畑のオリーブは81本全部、風に吹かれながらリンと立ってくれていた。ほっとする。
    風のあと

    これ以上の風が吹くと、どうなるか分からないなと思う。今年、台風にぶつかる前には大きな樹だけでも前日に補強するかどうか。特に大きくて根が弱そうな3本だけはやるか。

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    [ 2010/04/29 07:42 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(2)

    野鳥の餌台に鳩の餌を置いてみる 

    餌台を置いては見たものの、なかなか野鳥が集まってくる様子なし。理由はカンタン。餌をあまり置かないから。畑にいる虫は置いても逃げる。しかも、餌台のために作業を中断するのは現実的でない。人間の食べ残しはでなきれば畑に持ち込みたくない。

    ということで少しお金はかかるけど鳩の餌を買ってみた。さて野鳥は鳩の餌を食べるだろうか。


    今日は大潮なので3時上がりで貝掘りに行ってみる。


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    [ 2010/04/28 15:24 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    本日は風雨強く 

    朝から雨混じりの風が強い。植え付けたばかりのオリーブは風に弱いので大きな樹中心に支柱とロープの張り具合を度々チェックして結び直す。支柱は三本立てにしているが結びかたなど改善の余地多し。

    今日は雨で土が弛んでいるので手と鎌だけで草取りをする。


    楓の葉っぱみたいな草だなと思ってふと見上げると新緑の大きな楓が被さっていた。






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    [ 2010/04/27 15:36 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(1)

    オリーブゾウムシ対策(最初の仮説) 

    幹の太さが20センチを越える樹が7本あるのでオリーブゾウムシがやってくる可能性はある。オリーブゾウムシの通常の対策は下草を刈り、剪定で枝を透かし、1年に3回スミチオン乳剤を散布することになっている。下草と剪定はやるとしてもスミチオンをどうするかが僕がオリーブ栽培をする上での大きなテーマ、選択肢となる。どこまでできるかは分からないが、つまりスミチオンを使わずにオリーブ栽培が成立するかの見通しは立っていないが、やってみることにする。

    まずは、植付後の形をどうするかだが、少しだけ工夫してみることにする。
    もりつち1
    樹の下は虫が隠れにくい状態にして樹に鳥の餌代を付けてみた。

    もりつち2
    樹の下を平らにした後に砂浜の砂を敷き詰める。ゾウムシが隠れる場所をなくため。樹の近くには炭を敷く。もしもゾウムシの幼虫に樹に穴をあけられたらオガグズが落ちるので目立ちやすくするため。

    オリーブ農家の先輩たちが見たら笑われるだろうと思う。自分でも、うーん、なんか可笑しいと思っている。が、試行錯誤することが大事だし楽しい。ここから始めてみる。



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    [ 2010/04/23 19:06 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(8)

    オリーブ畑の虫たち「へりぐろべにかみきり」 

    へりぐろべにかみきり
    へりぐろべにかみきり;オリーブの害虫ではない。5~7月頃出現。山地の花に集まる。または伐採木にも飛来する。幼虫はカエデに寄生すると言われる。

    虫は好き。樹の近くにいると虫が見れるのも嬉しい。朝の見回りのときに真っ赤な虫が葉っぱに乗っていた。「へりぐろべにかみきり」という。初めて見た。


    今日は、耕運機がいきなり壊れる。困ったものだ。



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    [ 2010/04/21 18:23 ] オリーブ畑に集まる虫たち | TB(0) | CM(4)

    オリーブの根が張るかどうかの山場 

    植え付けを始めてから1週間。そろそろ根が張り始めている。

    芽げんき
    新しい土に馴染んで根が水を吸い始めると、新芽がパッと立ってくる。

    芽しおれ
    大きくて幹の回りには太い根ばかりになっていたための細い根が少なくなり水が吸えない樹の新芽。萎れている。何とかがんばって欲しい。5本くらいがこの状態。


    右手を酷使しすぎたせいで痺れたままで握力戻らず。箸が持てない。新芽に焦らされて少々無理したかも。

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    [ 2010/04/20 18:58 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(2)

    オリーブの植え付けが終わった 


    81本のオリーブの植え付けが終わった。

    石ころだらけで、水溜まりがあって、畝は高すぎて、支柱は曲がっていて、石垣が崩壊したままだけど、

    でも81本のオリーブが畑に、すっくと立っていて風に銀色の葉を輝かせている。


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    [ 2010/04/18 15:46 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    雨上がり待ち 


    昼の12時過ぎ。池田のオリーブ畑の前で雨の空を睨み続けている。小さめの苗を10本掘り上げたい。

    ウィンドガラスに落ちる雨粒が弱まったり強まったり。気温は低い。

    車中に静かに座っているとオリーブ畑にはいろんな鳥が来ているのが分かる。

    ゾウムシにとって鳥は天敵なはず。鳥が多く集まる畑にするといいのか。どうしたら鳥は集まるか。


    早く雨止まないかな。


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    [ 2010/04/16 12:45 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    小豆島動物病院 



    池田港近くの動物病院「小豆島動物病院」




    引っ越しで環境が変わったせいだろうか、ドックフードを軽いものに変えたせいだろうか犬が体を強く掻いて血が出てきた。ちょっと時間ができたので動物病院で診てもらう。今日は血液検査をして結果と対策は来週に。

    待合室で、痒いのも新芽が出る季節の変わり目だからかな、とまたオリーブのことを考えている。ごめんなテツ。



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    [ 2010/04/15 11:45 ] 小豆島の日々のできごと | TB(0) | CM(0)

    オリーブ移植作業をサボる 

    苗木
    朝から冷たい雨。葉桜の向こうに寒霞渓が白く曇っている。


    雨のかんかけ
    大き目の樹を運んだときのままの姿で畑の隅に置いている。残すところ大きい樹は後4本。内海ダムの下にある畑に取りに行かなくては。

    新芽が出始めているので1日でも早く土に植えてやりたいが右手の握力がなくなってしまったので雨が止むまで休憩とする。

    速やかにやることリストだけ書いておきたい。

    1 運搬後の中苗(8本)植付 4時間
    2 Oさん中苗(4本)堀上&運搬 3時間

    3 Oさん中苗(4本)植付 2時間
    4 Kさん小苗(10本)堀上&運搬4時間

    5 Kさん小苗(10本)植付 3時間
    6 全小苗支柱立て(33本) 6時間


    火急的速やかに対処したいのだが、雨が冷たいし、合羽から水が染みるし、手が痛いからサボる。
    そうサボる。

    雨が止んだら、すぐ植えてやるからな、もうちょっと待ってくれ。


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    [ 2010/04/15 10:31 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    オリーブの根 


    ポットを破って根が伸びている苗は必ず大きい。役場の苗ではない地植えの苗は倍程も大きい。

    この3日間、三本ずつ樹高3メートルくらいの苗を移植している。沢山の根を切り続けながら根のことばかり考えている。

    それと、もっと筋力が必要だ。力持ちになりたい。


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    [ 2010/04/13 18:43 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    樹高3メートルのオリーブを移植する 



    内海と池田のオリーブ農家から5年生前後のミッションを10本ずつ分けていただく。
    樹高3メートルのオリーブの移植方法をプロに教えてもらう。(方法は後日)マネをするが午前中一杯かかって3本。なにせ重い。明日から17本、まあ上手い方法が見つけたい。




    午後は高松で大学の頃に直島で夏休みにアルバイトとして関わっていたチャレンジ・ザ・サマーという小学校生の自然体験キャンプのOB仲間と10年振りに一杯やる。今の自分の原点の一つを再認識する。

    島にミッションの移植を残しているので終電ならぬ最終フェリー飛び乗る。


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    [ 2010/04/11 20:49 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    オリーブの苗木を植え付ける方法 

    オリーブの苗木50本をポットから畑に植え付けた。そこで今回の植え付けの方法についてメモしておきたい。なお、植え付けに限らないがオリーブの本場、小豆島だけあって、その方法論は様々。適当な方法は4つ。今回は3つの異なる方法を採用。結果に違いが出たら、その段階でアップする予定。

    まず基本的なプロセス(どのパターンも共通)

    ①施肥(基本どのパターンも1ヶ月ほど前に土に完熟堆肥と石灰を混ぜておく)

    ②植え付けの穴を掘る。(根鉢より少し大きく)

    ③根を地面の土に馴染ませるように植えつける。(絶対の原則は浅植え)

    ④水鉢を作ってたっぷりと水を遣る。(最後の水遣りは必須)

    ⑤支柱を立てる。


    植え付けで土と根を如何に馴染ませるかという方法論の違いは以下4つ。

    Aパターン(オリーブの本などに書かれている簡便な方法で観賞用に庭に植えるときなど)
    →穴を掘って苗(土が付いた根)を入れて土を掛けてしっかり踏み固めて最後にたっぷり水遣り。
    →今回10本の苗はこの方法で植えた。

    Bパターン(小豆島のオリーブ試験場などの伝統的かつ念入りな方法)
    →苗を入れた後に土と水を入れて棒で突き固める。それを数度繰り返す。
    →伝統的な小豆島流だと思うが周辺の職人はやっていなかったので今回は却下。理由は大変だから。

    Cパターン(造園屋さんなどが苗木を植えるときにやる普遍的は方法で結構大変)
    →苗を植える前に根鉢を水桶に入れて空気を抜いてから植える。植えた後に土を隙間に入れて踏み固める。
    →今回は30本をこの変形パターンで植える。水桶でなく植えつける穴に水を張って空気を抜いてそのまま植える。

    Dパターン(僕が今一番信頼しているオリーブの苗木職人さんの方法で効率的)
    →植えつける前に穴の底土に水を染み込ませておく。苗を入れて土を隙間に入れたら水をたっぷり張って、その水の作用だけで隙間を無くして土を固める。
    →今回は10本がこの方法。一番楽だけど結構、理に適っている気がする。これが上手くいくのなら今後はこれ一本にしたい。

    1
    施肥して盛り土をした。この畑は元田んぼで粘土質が強いので1メートル四方を掘った上に盛り土してある。

    IMG_0968.jpg
    60センチ四方くらいを掘って底に完熟堆肥を入れた。植えつけてしまうと底に堆肥を入れることができなくなるので。

    IMG_0969.jpg
    ポットの布を剥がし穴にはたっぷりの水を張る。

    IMG_0971.jpg
    苗木を水の中にドボン。空気の泡がプクプク出てくる。水が引いたら隙間に土を入れて軽く押し固め、最後に、もう一度水を張る。水捌けがいい土だと水が溜まらないのでこの方法は難。まあ、そんな土壌のほうがオリーブには向いている。









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    [ 2010/04/09 20:05 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    小豆島の桜は今日が満開 


    昼過ぎ、妙見さんの下の桜が満開。寒霞渓の山入端から内海湾まで青一色。いいなあ。


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    [ 2010/04/08 14:40 ] 小豆島の日々のできごと | TB(0) | CM(0)

    一本目のオリーブを植える 





    最初のオリーブを土に植える。品種はルッカ。男前な名前ルッカ。オイルを採るのに適した樹。

    オリーブのことを考え始めて3年で本当にここまできた。ちょっと泣けた。3年前、40歳を前に会社を休んで竹をひたすら伐っていた。伐るより樹を植えたいな、ああオリーブがいい、そう思ってから3年。


    これから長い付き合いになる樹たちを一つ一つ丁寧に植える。


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    [ 2010/04/07 13:30 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(2)

    オリーブの苗の掘り上げと運搬 


    ダムの花崗土は手に入りそうにないので、苗の移植に取りかかる。日々、暖かくなっているので、どんどん先に行かないとオリーブの根が伸び始めそう。小豆島町役場の補助対象となる苗木51本を蒲生まで引き取りに行く。

    苗の内訳
    ・ルッカ(オイル用)41本
    ・ネバディロ・ブランコ(受粉樹/オイル用)10本

    ネバが多すぎるが今後、他の畑が見つかったら移植する分まで含めて確保した。
    全て3年生。幹の直径は3~5cm、樹高は1~1.5m。

    ポットに入った状態のものを掘り上げるのでスコップを一挿し。軽トラまで運ぶのと積み下ろしが力仕事だった。妙見さんの畑に下ろしてやると風に揺れて喜んでいるように見えた。ポットを外して早く地面で植えてくれ!どんどん根を伸ばしてやるぞ。という気合が感じられる。

    石灰が馴染むためにも今日の植え付けはナシ。いよいよ明日から。


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    [ 2010/04/06 12:18 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    石垣崩壊 






    日曜日は休んだので1日空けて、畑にくると石垣崩壊。唖然。

    幅10メートル、高さ6メートルの隣の畑の石垣が崩壊していた。
    この石垣は江戸時代より前のものだろうか。小豆島にやって来た人が一つ一つ積み上げたものだろう。一昼夜にして崩壊し僕の畑に雪崩れてきた。

    原因は、石垣の下に排水路を掘ったので地盤が弛んだのだろう。朝からびっくり。ひとまず近隣の人に報告して対策を立てる。まずは、これ以上の崩壊を食い止めるために排水路を埋め戻す。後は、どの程度崩れてくるかを当面は様子見。周辺や奥に広がっていきそうならコンクリートを流しこむしかないか。まさか、石を一つずつ積み上げろなんて誰も言わないよね。


    石垣崩壊の巻。災い転じて福と成す、であるか。
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    [ 2010/04/05 09:21 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    オリーブを植え付けるための肥料の量 

    ようやく全ての植え付けの準備が完了した。混ぜた肥料の量を書いておきたい。

    上の畑(約500㎡)→30本の植え付け予定;土壌は花崗土(pH6.5~7)
    ・牛糞堆肥;1,500㎏(1本あたり50kg)
    ・苦土石灰;60㎏(1本あたり2㎏)

    下の畑(約900㎡)→50本の植え付け予定;土壌は黒土(pH6~6.5)
    ・牛糞堆肥;3,000㎏(1本あたり60kg)
    ・苦土石灰;200㎏(1本あたり4㎏)


    苦土石灰は1週間ほど寝かせてから植え付けをしたいところ。日々、暖かくなってきているのでタイミングが難しい。妥協的なラインとして来週の木曜頃から1週間くらいかけて植え付けするかな。

    何はともあれ、明日はお休み。

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    [ 2010/04/03 18:34 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(0)

    小豆島二十三番札所「本堂」 


    毎日、自宅と畑の往復ばかりでなっていた。東京でのサラリーマン根性というのは、そうカンタンには抜けそうにない。朝飯前の犬の散歩のついでに星城小学校の裏にある二十三番札所の「本堂」の桜を見にくる。シンと冷えた朝の空気と朝日が気持ちいい。いい天気になりそうだ。今日は下のオリーブ畑への施肥と排水路を掘る。
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    [ 2010/04/03 07:26 ] 小豆島の日々のできごと | TB(0) | CM(0)

    オリーブは粘土層にどの程度適応するか 

    下の畑(約1反)は粘土質が強い。どうするかは最初からの懸案だった。土壌構造が農業にとってこんなにも重要だったとは驚きである。なぜなら僕は大学の農学部でゼミの土壌整備を専攻していた。バイオが流行っていたあの頃に何故か土壌整備学。土壌構造や灌漑排水路のことを勉強していたように気がする。気がするというのは20年のうちに全て忘れてしまったから。残念。

    何はトモアレ、先に進めるためにも、いったんの結論を出しておくタイミングである。いろいろな人が、それぞれの見識や見聞や直感や経験や損得などによって、大丈夫いやダメだという意見に分かれている。でも、結局のところ決めるのは自分。選択肢は3つくらい。

    1)花崗土を入れる。
    →これができれば水捌けは抜群。全ての問題はなくなる。ただし初期投資が大きくなりすぎるのがネック。投資回収の見込みは?

    2)土壌改良土(イソライトなど)を入れる。
    →芝生の土壌改良等に使用する土を水捌けのために投入する案。花崗土の費用の半分程度で済む。ただし、オリーブでの使用実績がない。つまり、どの程度改善するか、入れてみないと分からない。

    3)排水路を掘るだけ。
    →水が溜まらないように水が流れる排水路を畑の周囲と中に掘っておく。土壌は、そのままにして水捌けを改善する方法。効果は未知数だが手間が掛かるだけでお金は掛からない。

    で、どうするか。何を選ぶか。
    3)の排水路は必ずやる。
    2)は樹を植えてから水捌けを改善するための選択肢とする。ひとまず見送り。
    1)はコストが問題なので安価に花崗土が手に入ればやってみたい。上流でダムの工事の土は?


    いろいろあるけど、なんとかなるさ、というかなんとかしたい。








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    [ 2010/04/02 17:37 ] オリーブ栽培のこと | TB(0) | CM(2)

    小豆島ランチ「ヒコス」 


    今日は息子の入園式。おいしいものでもということで土庄の「ヒコス」に。なんだかんだで3週間振りに農作業はお休みにする。

    ここのランチは2100円のセットのみ。少々高め。しかし、海のもの(お刺身や焼き物)や山のもの(蕗やナス)などの地の地の素材を丁寧に料理してある。お店の雰囲気もシャレている。島の中で、ちょっと贅沢したいときやお客さんを連れてくるのにいいお店かな。






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    [ 2010/04/01 12:45 ] 小豆島の日々のできごと | TB(0) | CM(0)

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